【ONE】野杁正明がシアサラニを破りグレゴリアンとの決勝へ

試合結果

▼第10試合 ONE SAMURAI フェザー級(-70.3kg)キックボクシングトーナメント・セミファイナル 3分3R
〇野杁正明(team VASILEUS)=1.0040/153.6LBS(69.7kg)
[判定2-1]
×モハメド・シアサラニ(イラン/Team Mehdi Zatout)=1.0140/154.2lbs(69.9kg)
※野杁が決勝戦へ進出。

野杁は2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に。

2021年9月の「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して2階級制覇。2022年6月の『THE MATCH』で海人との国内頂上決戦に敗れるが、その後は2連続KO勝ちで復活。2024年6月に『ONE 167』でONE初参戦を果たしたがシッティチャイに判定3-0で敗れた。12月の2戦目でもリウ・メンヤンにも判定で敗れ連敗したが、2024年1月のシャーキル・タクレティ戦にて2RでKO勝ち。2025年3月、タワンチャイをKOしONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座に就くも、11月の正規王者スーパーボンとの王座統一戦で敗れる。2026年8月、1回戦でメンヤンにKOでリベンジ。戦績は52勝(28KO)14敗。

シアサラニは2023年からONEに参戦し、シッティチャイ・シッソンピーノンやモハメド・ブタザ、野杁正明に勝利したリウ・メンヤンにも勝っており、ONEでの戦績は9勝2敗。基本はミドルキックを軸としたムエタイスタイルだが、飛び込んでの左ストレート、左ボディブローには一発で相手をダウンさせる威力を秘める。2025年5月のONE FFで海人を完封して世界に名を轟かせると、その後も3連勝。2026年3月、1回戦で海人をハイキックでKOした。

1R、シアサラニが左ミドルハイ、野杁は前蹴りから入って右ストレート。圧を懸ける野杁が右インカーフ、近距離になるとシアサラニはショートパンチを連打して離れる。シアサラニの左ミドルハイには野杁が右インカーフ。シアサラニが左ミドルハイから左右フックとアッパー。

野杁はガードを固めたまま右ストレートから入っていくが、シアサラニは右を打って離れる。シアサラニはノリが近付いてくるとパンチだけでなくヒザも蹴る。野杁もヒザ。シアサラニは細かい連打を返すが、野杁は左ボディを入れる。

2R、シアサラニはジャブ、野杁は右の三日月。シアサラニの左ミドルハイに野杁も右ハイを返す。至近距離で打ち合いになり、シアサラニが手数で優るが野杁の右フックもクリーンヒット。シアサラニは右アッパー、左フック。野杁は圧をかけて前へ出るがシアサラニはパンチを打って離れる。

野杁が右の三日月、左フック。野杁が入ってくるところに3連打を打つ。左フックの相打ち。シアサラニの左ミドルハイには野杁が右インカーフを返す。

3R、野杁は右カーフ、ヒザ。シアサラニは右アッパーを突き上げる。ジャブから詰めていく野杁にショートの連打を叩きつけるシアサラニ。野杁の左ボディには右フックを返す。シアサラニの左三日月がローブローとなり、一時中断。再開後、シアサラニは度重なるホールディングでイエローカード。

再開後すぐにシアサラニがホールディングを連発して2枚目のイエローカード。前に出る野杁は左フック、シアサラニも左フックとヒザ。野杁のワンツーがヒットするが、すぐにシアサラニもまとめて打ち返す。野杁は左フック。シアサラニの右アッパーに野杁が左フックを合わせる。最後まで前に出る野杁。

「たくさんの応援ありがとうございました。ちょっと情けない結果というか、皆さんが求めていた内容とは違ってしまったんですが、シアサラニ選手強くて上手かったですし、僕の実力不足だったということで。たくさん応援に来ていただいてパワーになったんですが、それが活かせずすいませんでした」と野杁。

するとここでグレゴリアンもケージイン。野杁は「パワーが強くて最強の選手だと昔から思っていて。階級が違う選手だったので意識してなかったんですが、ONEで勝つ姿を見ていつか戦いたいと思っていました。(グレゴリアンも)試合したかったと思いますし、僕も見たかったですが、ここで対峙することが出来て嬉しく思います」と話す。

グレゴリアンは「おめでとう。決勝進出は嬉しいですがいい試合を見せられなくて残念です。決勝は盛り上げたいと思います」と語った。

この記事の内容はゴング格闘技より引用しております

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