【ONE】与座優貴がONE Championshipとの複数試合契約を発表「武尊さん、野杁さんと一緒にONEのベルトを巻くことが目標」、スーパーレックや秋元皓貴が名を連ねる激戦区バンタム級へ

お知らせ

 元K-1 WORLD GPライト級王者・与座優貴(team VASILEUS)が、ONE Championshipと独占複数試合契約を結んだことが2025年4月22日(火)正午に発表された。

 与座は主催者を通じて、「念願のONE参戦、とても嬉しく今までにない位モチベーションが上がっています。世界最高峰の舞台で、武尊さん、野杁さんと一緒にONEのベルトを巻くことが僕の目標です。必ず世界最強を証明するので、ファンの皆さん与座優貴の試合を楽しみにしていてください」とのコメントを発表した。

“与座キック”で世界でも知られる与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。

 2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパー・ウィラサクレックと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダム・ペッティンディーアカデミーを3R1分15秒でKO。戦績は19勝(9KO)2敗。4月17日付でK-1王座を返上、契約も満了となったことを発表していた。

 テクニックと爆発力を兼ね備えたスタイルで日本立ち技界を代表する存在の与座は今後、ONE Friday Fights、ONE Fight Night、ONEのナンバー大会などの舞台に出場予定で、武尊、野杁正明、秋元皓貴に続く「世界タイトルへの挑戦」が期待される。

 K-1ライト級の-62.5kgは、ONEではバンタム級(61.3kg~65.8kg)のカテゴリーとなり、キックボクシング世界王者はジョナサン・ハガティー(英国)。元K-1ライト級王者のウェイ・ルイ(中国)、イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)、秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)、さらにはスーパーレック・ギャットムー9(タイ)もランキングに名を連ねている。

 同級のムエタイにはナビル・アナン(アルジェリア/タイ)、ニコ・カリロ(スコットランド)らもおり、強豪ひしめく激戦区に与座は身を投じることとなった。

TOP