【ONE】武尊「与えられた相手をしっかり倒す。またロッタンが殴り合いたいと思ってもらえるような試合をする」初のケージに「楽しみ」
【ONE】武尊「与えられた相手をしっかり倒す。またロッタンが殴り合いたいと思ってもらえるような試合をする」初のケージに「楽しみ」
2025年11月16日(日)東京・有明アリーナで開催される『ONE 173』の一部カードが6月23日、会見にて発表された。同大会は、3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催された『ONE 172』に続き、今年2度目の日本上陸となる。
会見に「ゲスト出演」として登壇した武尊(team VASILEUS)だが、ONEのチャトリ・シットヨートン代表は「出場決定」と武尊の出場は間違いないとした。
武尊は「日本大会がまた行われるのは凄く嬉しいし、出場したいと思います。僕が現役を続行する理由になった大会で、ロッタンにリベンジするために絶対に勝ちたいと思います」との意気込み。
今大会は前回のリングではなくケージで行われることが発表され、「僕は初めてなので現役ずっとやってきてやったことがないことをやるのが楽しみですし、経験になると思うので。僕はコーナーに詰めたいのがあるので、どうなんですかね。それも含めて初めてなので楽しみです」と、楽しみの方が大きいとした。
過去にケージで2度戦ったことがある野杁は「広さは全然ケージの方が広いので。僕もどっちかと言えばリングの方が戦いやすいので、客観的に見てみたいですね。2人(武尊と与座)がケージで戦う姿を。本当は別の大会がよかったんですけど(笑)」と、2人がどう戦うかに興味があるとする。
会見後の囲み取材で、チャトリ代表が今回の日本大会でロッタンとのダイレクトリマッチは無いと断言したことについては「それはしょうがないかなと。与えられた相手をしっかり倒そうかなと思います。またロッタンが殴り合いたいと思ってもらえるような試合をします」と、ONEが決めた相手とロッタンがまた戦いたくなるような試合をしたいという。
現役続行を決めたのは、ロッタンと再戦したいというのが理由かとの質問に「前回の負けも万全の状態でバチバチ殴り合って負けていたら納得できていたと思いますけれど、そうではなかったので。今後僕が格闘技をやめて老いていく中で、ロッタンと思い切り殴り合えなかったことを後悔したくないと思ったので、もう1回ロッタンと殴り合うまでは辞められないと思いました」と、ロッタンと満足いくまで殴り合いがしたいと答える。
敗れた原因は怪我かと聞かれると「怪我だけじゃないですけれど、それも含めて全部僕の実力だと思うので。それも含めてもう1回やりたいです」とした。
。その経験から今回気を付けないといけないことは何かと問われると「数年前からコンディショニングを気を付けてやるようにしているんですけれど、今までやっていたケアの時間の5倍くらいの時間をケアと治療に使っていて。試合前のスパーリングとかでの怪我には気を付けていかないといけないと思っています。前回ロッタン選手という特別な試合だったので、今のままではダメだ、もっともっととギリギリまでスパーリングも直前までやっちゃったので、その部分で気持ち的に負けてしまったのかなと思うし、限界を超えるところまでならなかったのかなと思う。そういう精神面でも強くなりたい」と、反省を踏まえて次は挑みたいと語った。
また、会見でぶち上げたロッタンとのオープンフィンガーグローブまたは素手でのボクシングルールマッチについて「それは向こうからボクシングルールだったらって話を聞いたので、どうせやるならOFGの方が面白いのかなと思って。あとボクシングってプロの競技じゃないですか。それをキックボクサーとムエタイファイターのボクシングルールの試合を見てもどうかなって思うので。OFGになると一発の危険度があるからボクシングとは違った試合展開になるし、ONE Friday FightsでOFGの試合の面白さを見ているので、どうせやるならOFGでやりたいなと。受けてくれるならルールはなんでもいいです。グローブ無しでもいいです」と、ロッタンと再戦するためならどんなルールでもいい、という意味だったと説明した。