【ONE】武尊がファイトマネーでベトナムに建てた小学校の開校式の動画を公開、子供たちの笑顔を見て「格闘技をやって稼いだお金でみんなの力になれた事が凄く嬉しい」
2025年4月19日、これまで学校に通うことができなかった子供たちのために武尊(team VASILEUS)がファイトマネーで建てた小学校がベトナム・ランビン郡に開校した。その模様を自身のYouTubeチャンネルにて動画で公開。
これは武尊が2023年5月の記者会見で「7代目タイガーマスク」を襲名し、「タイガーマスクプロジェクト」として活動を行っているもの。
ランビン郡を選んだのは、武尊が各地を訪問した中でも「貧困が凄くて学校に行けていない子供たちが多く、靴を履いていない子がいたり、トイレや水道の環境も悪い」ことを目の当たりにして決めたという。
【写真】武尊が命を懸けて得たファイトマネーで建てた小学校(C)武尊
式では武尊が「やっと学校が建ってみんなが学校へ通えるようになって凄く嬉しいです。僕は格闘技をやっているんですけれど、その格闘技をやって稼いだお金でみんなの力になれた事が凄く嬉しいし、そうなれた事が格闘技をやっていてよかったなと思えるひとつなので、凄く嬉しいです。僕もみんなと同じくらいの年の頃に格闘家になりたいと思いました。そこからずっとその夢に向かって毎日練習して、そして世界チャンピオンになって、今こうして学校を建てられるまでになりました」とスピーチ。
メッセージとして「If you can dream it,you can do it(夢を見ることができたら、夢は絶対叶う)」という英語のことわざを送り、「みんなにこの言葉を忘れずにずっと夢を持ってて欲しいなと思います。みんながこの学校で楽しく元気に過ごしてくれることを願っています」と語った。
子供たちにサッカーボールやマグカップをプレゼントし、一緒に綱引きなどのスポーツをして交流した後は、子供たちの「武尊コール」が鳴り響く中、ミット打ちも披露した。
武尊は「自分が戦った証として、そのファイトマネーで学校を作れれば僕が戦ったものが形として残せるかなっていうのもあって」とし、「僕もこれからもっと試合をして自分の力で出来る限りやって行きたいと思うんですけれど、この活動に賛同してくれる方がおられたらぜひタイガーマスク基金から寄付していただいて、そのお金を世界中の子供たちのために使っていこうと思うので、たくさんの子供たちに元気をあげられるようにこれからも頑張っていきたいと思うのでこちらの活動も応援していただけたら嬉しいと思います」と呼びかけた。