【ONE】与座優貴ナビル・アナンに判定負け

試合結果

▼第8試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R
×与座優貴(team VASILEUS)=1.0023/143.8lbs(65.2kg)
[判定0-3]
〇ナビル・アナン(アルジェリア・タイ/Team Mehdi Zatout)=1.0172/144.6LBS(65.6kg)

与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。

2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパーと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムを3R1分15秒でKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝。7月は元王者ペッタノン、11月にはスーパーレックを破り3連勝を飾る。

2026年4月、満を持して王者ジョナサン・ハガティーに挑戦したが、判定で敗れ王座獲得ならず。26年7月の前戦『ONE Friday Fights 162』で英国のベン・ウーリスを相手に判定3-0で勝利、再起を遂げている。22勝(9KO)4敗。

アナンは、ONEバンタム級で195㎝の規格外の長身の22歳。テコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。『RWS』出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。

しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせるなど5連勝を飾り、2025年1月にはニコ・カリロに初回TKO勝ちで暫定バンタム級ムエタイ世界王座を獲得。

3月の日本大会で正規王者のスーパーレックと王座統一戦を行うはずだったが、スーパーレックが体重超過で王座はく奪、ノンタイトル戦でアナンがリベンジを果たした(その後、アナンが正規王者に昇格)。その後はキックボクシングルールに挑み、イリアス・エナッシとは無効試合となったものの、2025年11月の日本大会ではフェザー級(-70.3kg)で元K-1王者の和島大海に判定勝ちした。しかし、2026年3月にランボーレックに敗れムエタイ王座陥落。26年8月の前戦ではスアキムに判定2-1で敗れている。戦績は39勝7敗1分1無効試合。

1R、アナンは左ミドルというよりも左ハイ、与座はフェイントをかけて踏み込もうとする。アナンはジャブを突き、与座がガードを固めて前へ出てくるところへ当てる。距離を詰める与座だがアナンはヒザを突き上げてくる。

与座が右ミドルを2発、アナンはヒザ。長いジャブで距離をとるアナンに与座は右ロー。アナンが右アッパー、右ミドル、ヒザ。それでも与座はすぐに前へ出て距離を詰める。

2R、アナンは与座が入ってこようとすると前足を上げて威嚇。与座が入ってくると左右ボディ、右アッパー、さらに肩で押して与座を下がらせる。ヒザ蹴りも。ジャブで距離をとるアナンは与座が入ってくるとヒザを突き上げ、与座は左ローを蹴る。

ヒザとアッパーを混ぜるアナン。与座の左ローに下がるアナンだが、すぐにヒザ蹴り。果敢にアタックを仕掛ける与座へアナンは何度もヒザを当てる。左インカーフを狙い撃ちにする与座にアナンは左ヒザ。アナンの攻撃を受けてから左インカーフを蹴る与座。

3R、アナンは左ミドル、与座は左インロー。アナンはジャブと左ミドルで距離を取ろうとし、与座は身体を沈めて入って行こうとする。今度は左ローを蹴る与座。アナンは左ボディから右ヒザ、ジャブとヒザで離れようとするが、与座は左ローを蹴る。アナンにはつかみの注意。

左右ミドル蹴り、ステップで離れるアナン。与座は前進を続けてアナンをケージに追い込むと左ボディから左フック。しかし、ステップで離れるアナン。与座が強い左ローを蹴り、アナンはステップで離れる。攻める与座、アナンはヒザと右ボディ。このラウンドは与座がとったか。

判定3-0でアナンの勝利となったが、与座がかなり迫った内容となった。

この記事の内容はゴング格闘技より引用しております

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