RISE 11.2 両国国技館:宇佐美秀メイソン「しっかり白黒つけたい」RIZIN韓国大会で引き分けたジョ・サンへと決着戦

RISE WORLD SERIES 2025 FINAL(11月2日(日)東京・両国国技館)の第1弾決定対戦カード発表記者会見が8月7日、東京で行われた。5月のRIZIN韓国大会でドローで終わっていた宇佐美秀メイソンとジョ・サンへの再戦が、メイソンのホームリングのRISEで組まれた。
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(team VASILEUS/RISEウェルター級(67.5kg)王者、ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)
ジョ・サンへ[Jo SangHae](韓国/ジンヘ・ジャスティスジム/元MAX FC&KBCライト級王者)
宇佐美兄弟の弟・メイソンは24歳。キック9戦7勝(3KO)2分。フルコンタクト空手をベースとし、ボクシングでも西日本U15大会で準優勝。MMAで先にプロデビューし、22年12月のINOKI BOM-BA-YE×巌流島でキックデビューしアルバート・クラウスに判定勝ち。KNOCK OUTで2連勝、K-1で2連勝後、昨年6月の大阪大会でRISEに初参戦し中野椋太を追い詰めたが負傷判定ドロー。12月の幕張大会では中野の返上したウェルター級王座を懸け實方拓海と対戦し判定勝ちしベルトを獲得。その後、武尊率いるteam VASILEUSに移籍。3月のRISE両国大会ではジェラルド・ヴィーラーデに2R KO勝ち。5月のRIZIN韓国大会ではジョ・サンへに右アッパーでダウンを奪われ引き分けていた。今回メイソンの希望により、サンヘとホームリングのRISEで再戦する。
サンヘは29歳。12歳からキックを始め、プロ戦績は15戦12勝2敗1分。韓国の2団体で王者獲得実績があり、20年のMAX FCではシュートボクサーのイモト・ボルケーノに判定勝ち。メイソン戦のあとにも1試合し勝利している。
◆メイソン
サンヘ選手は気持ちの強い選手で、前回ドローで終わってしまったんで、次はしっかり白黒つけたいなと思ってるんで、進化した姿を見せれると思ってるんで、試合楽しみにしてください。
(前回ダウンしたアッパーについて)そんなに強く打ってるようなアッパーじゃなかったんですけど、見えてないパンチが顎に当たってしっかりダウンしたなっていう感じでした。そういう部分がないように制御をしっかりしていこうかなと思ってます。
(アッパーを食らわなければああいう試合にはならなかった?)あのアッパーがなかったら多分俺の勝ちだったと思いますね。もちろんサンヘ選手も強いですけど、俺の方が強いっていうのは自分自身わかってるので、次の試合は出てると思います。
(今回はどんな試合になる?)前みたいにしっかり激闘してお互いしんどい試合になるのか、ちょこちょこ当てて俺がそういう試合をしないのか、どっちかなんですけど、みんな見たいのは、しっかり殴り合いしてるところだと思うので、しっかり激闘しに行こうかなと思います。
(自分から再戦を希望したそうだが?)人生でドローが2回あったんですけど、僕はもう両方すぐに再戦したいっていう風にいつも言わせてもらってるんですけど、ドローは負けるよりも気持ち悪い感覚で、しっかりやるんやったら白黒をつけたいので、試合終わってすぐに、もう一回やりたいですと言わせてもらいました。
(前回は油断していた?)サンヘ選手の他の試合を見て、正直内心、こんな相手でいいんですか?みたいなイメージはあったんで、ちょっと舐めてたところもあるかもしれないですね。まあでも今回はもうしっかり倒します。
(前回はケージでいつもと状況が違いました)自分もMMAやってたんで、あんまり言い訳とかできないんですけど、リングとケージでは全然違うので、今回、リングということで結果がだいぶ変わってくるかなと思います。
(RISEの2週間後のONEの日本大会に同門の野杁正明、与座優貴、武尊も出場します)追い込みの期間がかぶってくるので、先輩方と一緒に追い込みをして、さらにレベルアップしたところを見せれるかなと思います。
(今も彼らと頻繁にスパーリングしている?)僕は基本、あまりスパーリングしないタイプの人なので、マスはやってもらったりとかよくしています。